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ー　若い頃、恋愛のぐちゃぐちゃとか結婚のあれこれとか全部すっとばして、早く縁側に行きたいよね！って友達と話してたけど、この歳になると、その『縁側に行きたさ』と言ったらその頃の比じゃないよね！『縁側』の向こうはもう『三途の川』だからね。　　（ジェーン・スー）

 わかる…！

シングルマザーとなって仕事に生活に忙殺される中、様々な人たちと助け合い、私はひとりでなど生きていないし、生きていけないのだとわかった。
支援される立場でもあるし、支援する立場になれるのだということも。
今までも、これからもずっと。

疲れたときは、いつでも帰っておいで。
「海辺のスナック」も、そんな存在になれることを願って。

もう年齢にこだわるのはやめにしたい。でもどうしたって枕詞のようにつけてしまう。
「この前５０になったんですけど」。

色々衰えてくることに対して、自らに言い聞かせるように。

物覚えの悪さを（ならしょうがねえな…）と諦めてもらうために。

色々一筋縄ではいかないけどさ。一生が終わるとき、やらなかった後悔はしたくないじゃない。砕け散ったっていいじゃない。受け止めてくれる仲間がいる。

よく「恋愛と結婚は別」って言われます。それはわかっています。恋愛はレジャーで、結婚は生活そのものだから。
だけど「恋愛相手」と「結婚相手」は別、って割り切れるのかな、と疑問に思います。

 恋愛の温度は人によって違うし、時がたつにつれて変わっていくものだけど、出会って一度もときめいたことはないが条件は問題なし、っていう相手と結婚できるものなのかな。

かけがえのない娘2人の存在で、愛は満たされてる。だから次の相手とかいらないし（ていうかそれどころじゃない）、再婚なんてもってのほか。何より今の日本の結婚制度の下でなんて、まっぴらごめんだね。

…ていうのが離婚以来の私の思いでした。今でも大筋それは変わりません。

だけど、仕事でトラブルを抱え心身が弱ったときに湧き上がってきたのは、「こんなときに誰かそばにいてくれたら」。